これまでのエントリーをお読みになって、なんとなく英語は音楽っぽい、ということがおわかりいただけたかと思います。川越先生と服部先生(既述)もその著書の中で音符を用いて説明されています。前回のエントリーでも書いた通り、音楽センスのある人の方が英語の『強勢拍リズム』は理解しやすいみたいです。
何度も書いている通り、自分は音楽センスがないんです(断言)。言い訳すると、物心ついてから高校2年生まで、ほとんどを海外で過ごすか日本国内で転校していたかで、まともに音楽の授業を受けたことがないんです。『音楽センスがない』というよりも『音楽の知識がない(音符すらまともに読めない)』と言った方が適切かもしれません(オランダにいたときにピアノを習っていましたが、先生が怖くてすぐやめました)。音楽の知識がないことに引け目を感じていたということも正直あったので、まず音符を読めるようになることを目指して音楽の勉強を始めました。それではその勉強の成果をご覧ください:
はい、よくがんばりました。自分を褒めてあげたいです。ちょっと無理があるのは認識していますが、絶対音感を持っているピアノが得意な生徒に「まぁ悪くないんじゃないですか」と言ってもらえたので、これでよしとします。
ズン チャ なので 2/4 拍子 です。ズン チャ で 1つの単位(フット)になっていて、同じ長さで発音される(等時間隔性)ということが一目瞭然です。ズン チャ の ズン のところは『長く・高く』発音する(基本ルール 1)ので『付点付き・下向き』にし、チャ のところは『(ズンと比べて)短く・低く』読むので 8分音符 にしました。ズン チャ にならない "dog" と "didn't" のところは等時間隔性を保つために 2分音符 にしてあります。ズン [チャ] の前の "The" と "but" は アウフタクト と考えてください。カンマ と ピリオド のところは 休符 ではなく フェルマータ にしてあります。
また、前に登場した "Thank you for using the Seibu Line." は次のように表せます:
このように英語を音符化すれば誰でもリズミカルに読めるんじゃないか? と心躍りました。